吉本ばななは好きとかじゃない
吉本ばななさんの本を私は全然読まないんです。
本というか、吉本ばななさんの小説ですね。
読んだのは、教科書に載っているやつとかだけで、高校の時「キッチン」と、何かもう一つ読んだきがするけれど、それだけです。
何故なら、私が読む本は、もっぱら自己啓発本と、漫画と、小説はファンタジーとかSFもの。ホームズとかハリーポッター的なカッコいいヨーロッパの風を感じるものも好きです。あとはラノベとか。東野圭吾さんもたまに。
なので、吉本ばななさんは普段、あんまり触れるジャンルじゃないのです。
ところが最近、何かのブログでおすすめしていたのがきっかけで、吉本ばななさんのエッセイの「パイナップルヘッド」を読みました。
すごくない?
すごいよね。
まず、描写がきれい。綺麗なんですよ。文字だけなのにしっかりこっちにイメージをつたえてくるし。面白いし。描写が上手いってこう言うことなんだな、と自然と理解できる感じ。エッセイでこれなの?吉本ばななが世界を描くとどうなるの?ファンタジー小説書いてくれ!
私の語彙が無さすぎて上手に説明ができないのですが、読むとわかると思います。
それから、小説のジャンルは私の好みじゃないのに、人間性はとっても好み。
自分がある人はやっぱり輝いていますよ。どんなに偏っていても、自分の世界がある人は強い。
吉本ばななさんは、なんというか、好きとか好きじゃないとかじゃなくて、かっこいいんですよね。
全然吉本ばななさんの本を読まない私がこういうこと書くとファンに怒られそうですね。
褒めているので許してほしい。